8月21日はニノイ・アキノ・デーだった。今から26年前のこの日、アメリカから帰国した故ベニグノ「ニノイ」アキノ上院議員が、マニラ国際空港(現ニノイ・アキノ国際空港)到着直後に暗殺された。
ロサンゼルスで行われた故ニノイ・アキノ上院議員の演説をYouTubeで観た。フィリピンに帰国する2年前の、1981年2月15日に開かれたものだそうだ。
長い演説だったが、彼の話術につい惹き込まれてしまい、一気に最後まで観てしまった。
通り一遍の演説にとどまらず、時折ジョークも織り込んで聞き手を退屈させない気配りも見せている。自分が話していることを本当に理解していなければ、笑い話を交える心の余裕など出るはずもないから、本当に頭のいい人だったのだろう。時折手元のメモを読むしぐさを見せるが、内容をほとんど全部頭の中に入れているような感じでテンポも速く、淀みがない。
今のフィリピンで、こんな演説ができる政治家って、どれくらいいるのだろう。故マルコス元大統領が彼を恐れた訳が分かったような気がした。全く惜しい人を亡くしたものだ。
演説の映像は9回に分かれた長いもので、内容も英語の上に時々タガログ語が混じるので分かりづらいかもしれないが、フィリピンの英雄アキノさんの顔を拝むだけでもいいかもしれない。
特に第1回目の映像の中盤に出てくる、日本人が「L」を発音しきれず「R」と発音することをジョークにしながら痛烈にマルコス政権を批判する場面はあまりにも有名である。
この演説で、アキノ氏は結果的に故マルコス前大統領によってアメリカに追放されたことになるものの、もともとは胸の異常を訴えたニノイが(身の危険を感じて)敵に囲まれながらフィリピンの病院で手術を受けることを拒み、自分からアメリカでの手術を要請したことが分かる。また、渡米後にマルコス氏から「もう戻ってこなくていい」といわれたものの、渡米前に「全快したら帰国して監獄に戻る」と約束しており、彼自身も帰国するつもりでいたそうなので、アメリカに逃れていたともいえないようだ。
演説その1
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演説その2
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演説その3
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演説その4
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演説その5
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演説その6
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演説その7
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演説その8
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演説その9
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YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=jHyJYcUIUjg&feature=PlayList&p=929D1AFF81AAEB40&index=0 You may send a trackback for this article by using the following Trackback link
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