postheadericon 発情狂騒曲

発情期を迎えたべっつぃー、ぱうぱう、そしてぶらうにー。

一点のべっつぃーをめぐり、オス同士の壮絶な戦いが始まった。 

 


どちらも金魚の糞のごとくべっつぃーの尻を追いかけ回し、父親と息子が威嚇し合う。時折お互いに接近しすぎ、牙をむき出しながら激しく取っ組み合う。

体格、腕力ともに父親をはるかに凌ぐぶらうにーに圧倒され、血を流しながらも降参しないぱうぱう。そのそばで「ちょっともー、やめなさいよふたりともー!」とでも言いたそうにほえ続けるべっつぃー。そしてメスに狂った2匹のオスたちに感化されたのか、それまで無関心だった末っ子のじゅにあまでもが交尾の真似事をし始めるに至り、事態はだんだん深刻なものとなってきた。

私、妻、息子の3人で手分けしながら犬たちを別々の部屋に隔離し、食事もトイレも時間を見つつ替わりばんこにさせて、犬たちをあっちこっちに移動させながら、ぱうぱうとぶらうにーがなるべく顔を突き合せないようにした。

飼い主も大変だが、当事者の犬たちもかわいそうで見るに耐えない。しかし、一時の感情でかわいい犬たちが争いあい、血を流し合うのを見るのはもっといやだ。

もうちょっとの辛抱だ。この時期を乗り越えれば、また元の生活に戻れるだろう。

 



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