postheadericon 我が子、初の特撮映画に挑戦!

私には今年11歳になる一人息子がいる。

父親の血をしっかりと受け継いたアニメ大好き少年だ。CARTOON NETWORKをはじめ、観るテレビ番組はアニメばっか。遊ぶおもちゃもアニメ関係が多い。ジャスティス・リーグから始まり、ポケモンコレクションを経てBEN10に走ったと思ったら、最近はロボット生命体トランスフォーマーに凝りだした。


息子「バンブルビー(トランスフォーマー軍団「オートボット」のメンバーの一人)は、体は小さいけど一番勇気があるんだ。将来オートボットのリーダーになるだろうね」


私「この、顔が崩れたようになってる不細工な奴は誰?」


息子「マッドフラップ。彼には双子の兄弟がいるよ」(「だから双子の兄弟も買ってくれ」と言いたいらしい)


と、まあ、こんな調子でトランスフォーマーを語らせたら止まらない。普段は飽きっぽい息子が、ことトランスフォーマーのことになると恐ろしいまでの集中力を発揮する。


中でもクリスマスに買ってあげたバンブルビーは大のお気に入りで、私にすら遊ばせてくれない。朝起きたら真っ先にバンブルビーをいじり始める息子と、同じようにクリスマスに親からUFOロボ・グレンダイザーのソフビ人形を買ってもらい、朝早くから起き出して遊んでいた幼い頃の自分の姿がダブり、しばしノスタルジックな感情に浸る。


ちなみに私のグレンダイザーは買ってもらった数日後に友達に貸し、その日にボロボロになって戻ってきた。バンブルビーを貸してくれないのは、こうした親父の悲惨な記憶が息子のDNAにインプットされているからかもしれない。


ロボット生命体トランスフォーマーは乗り物からロボットに変形するおもちゃで、アニメも作られている。昔から流行り廃れを繰り返しており、最近CGをふんだんに盛り込んだ映画版も出て人気が急上昇しているようだ。特に映画版のおもちゃはデザインもしっかりしていて変形の仕方がより複雑になっており、ロボットに変形後に手足の関節もちゃんと動くので遊びがいがある。数年前までのトランスフォーマーは比較的単純で、私が変形の仕方を教えてあげていたものだが、今は逆に息子に教えてもらわないと変形できない。成長したな~坊主。(しみじみ)


ちなみにおもちゃの値段もサイズによって一体700~3,000ペソと半端ではない。


ある週末、息子とトランスフォーマー関連のサイトをネットサーフィンしつつ「あ、これ欲しい!」「やっぱりオプティマス・プライム(オートボットのリーダー)は渋いよな」「日本で売られてるのとフィリピンで売られてるのって、微妙にデザインが違うんだね」とトランスフォーマー談義に花を咲かせていた。


YouTubeでトランスフォーマーのおもちゃを使った動画を見つけ、息子が「おもちゃが自分で動いてる!どうやって作ったんだろう?」としきりに感心するので、ふと思いついた。


私「作ってみるか?」


息子「作れるの?」


私「作れるとも!簡単だよこんなもん!」ここぞとばかり、父親の威厳を見せつける。実は一度も作った事はないのだった。


こうしてその場の勢いで安請け負いしてしまった私は、PCに入っていたムービーメーカーソフトを急遽勉強する羽目に。息子が見ている前でさも使い慣れているように見せかけながらの勉強なので大変だ。


技術的な面は私が担当することにして、脚本を息子に任すことにした。とはいえ、彼にとっても初めての経験なので、極めてシンプルな物語にする。


名づけて「トランスフォーマーが、椅子を昇ったり降りたりする物語」。


脚本:息子
監督:息子
キャスト:(もちろん)バンブルビー
撮影:息子
編集:私


こうして完成した、息子の記念すべき特撮映画第1弾がこれ。なにぶん2人ともとびきりのアマチュアなので、はっきり言ってボロい。(汗)


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YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=9wwihhd0O7M

バンブルビーが椅子を昇りきった時に虎の咆哮をあげる場面は「今年は寅年だから」と、私が勝手に入れたものだ。(この時バンブルビーを勝手にいじったので息子に叱られた)


この体験をきっかけにして、将来映画監督にでもなってくれたらいいなー。



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